中国文化紹介：『弟子規』

ここは中国文化の紹介を行う特設ページで、『弟子規』を取り上げています。
『弟子規』は中国の道徳教育で用いられている教材で、儒教の入門書ともいえるものです。
その内容は忠孝の思想を中心に、学習者が家庭の内外でどうあるべきかについて書かれています。
当HPでは、全文を掲載するとともに、本文のピンインおよび解説も加えて紹介しております。
他のページでは中華料理や小故事、中国地図なども扱っていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

『弟子規』を紹介する理由

中国の人々と交流する際、どのように振る舞い、どんな事に気をつけるべきなのか悩んだことはないでしょうか。
あなたの中国語レベルの高低に関わらず、実際に中国人と付き合うためには中国の文化・風習についてある程度知っておいた方が交流しやすいのは間違いありません。
当教室では授業中折に触れてこれらの内容を紹介していますが、時間の制約上まとめてお話しするのは難しいので、このような場を設けることにしました。

中国では儒教の教えが民間に根付いており、親孝行や年長者を敬うといった考え・行動は現代においても美徳とされています。
そのため幼少の頃から儒教の入門書である『弟子規』を学んでいます。
本書は人としてあるべき姿、つまり理想を説いているので、現実の社会とはかけ離れた部分もあるかもしれません。しかしその内容を見れば、中国の人々がどういう所に重きを置き、美徳と考えているのかを知る手がかりになるはずですし、きっと日本人の皆さんも多くの部分で共感できることがあると思います。

読んでみよう

以下の図書は全文ピンイン付なので、中国語初中級レベルの方でも辞書を片手にじっくり取り組めば読むことができると思います。
中国語（簡体字）で書かれており、中国語による解説の他、関連する小故事（物語）が付属しています。
音読練習用としても使えるので、ぜひ挑戦してみてください。


※1　入門レベルの方にはお勧めしません。
※2　画像をクリックすると販売所のページが開きます。

リンク

　秧歌とは（中国文化紹介）